【ネタバレ注意】曖昧色に雫/後書きその1
ネタバレを含みます。続きをご覧になる際は十分ご注意ください。
7月初旬に完結したお話、曖昧色に雫。
あんころでは初めて書いたお話で、そして初めて完結させたお話でもあります。
支部で本格的に活動した記念の作品でもあるので、なんだか初めて尽くしで妙に感慨深いものがあります。
完結してもうすぐ一ヶ月になるのですが、相変わらず一番に思うことは何より沢山の人に見て貰えてるって事実が…本当……今でも信じられなくて。
前ジャンルは(どこの何とは言いませんが)性質上個人サイト運営が主流で、それはそれで自分の世界にどっぷり浸かってのびのび活動していました。
あんころは丁度アニメが始まる直前にどはまりして、今書いてるジャンルに一区切りついたら、次は絶対に暗殺教室男女書いてやるんだ!!と熱い思いを滾らせながら準備を進めていました。(まさか年単位にまで及ぶとは思ってなかったのですが…)
主活動場所に支部を選んだのは特に深い意味はありませんでした。
NLなら支部でも活動出来そうだし、サイト1から作るのも手間だからな~それに少しはわたしの作品を見て貰える人もいるかも!みたいな。そんな理由。
そんな軽い気持ちで曖昧色の1話を投稿して……予想外に沢山の反応を頂けて本当にびっくりしたのを今でも覚えています。
個人サイトって本当に読者さんの反応をあまり感じることが出来ないので。感想や拍手も三ヶ月に一度来れば良い方だったりもしたので。
そんなわたしの作品に沢山のブクマ、評価、感想を付けて下さった皆様には本当に感謝しています。ありがとうございました……!!
12月のオンリーでは加筆修正した本編+書き下ろしを加えた文庫本を頒布する予定なので、宜しければこちらもよろしくお願い致します。(此処だけの話、書き下ろしは多分80P程のボリュームになると想定しています。中々の読み応え!と思いたい)
さて、そんな曖昧色ですが大好きな千速を余すことなく書き切れたので妄想発散的な意味では大分満足しています。(クオリティとか技術面のことをつついてはいけない。あと卒アルもだ!曖昧色はあくまでパロディなんだ!!)
公式の雰囲気だと千速はこのままずっと寄り添っていつの間にか結婚してるパターンだよな…相棒愛……美味しすぎる…とかは曖昧色書く前から思ってたのですが、なら敢えて一度距離を置いてしまった千速を書いてみたくなり、本作が出来上がったのでした。
一度離れてしまった二人が再会してお互いに想い合う気持ちを思い出す…わたしの大好物です。その辺の心理描写とか心の機微とか本当大好き。沢山の言葉から選んで人物の心情を映し出す作業…本当……大好き…!
元相棒、元片思いの相手、再会、もう一度恋をする。
わたしの大好きな要素をこれでもかと詰め込んだ作品になりました。あの作品一本でわたしの性癖が大体理解出来るというとんでもない仕様となってますので、その辺どうぞご留意下さい!
title:曖昧色に雫
complete:2016/7/4
word count:74990
image color:猩々緋/藤黄
image song:unripe(keeno/before lightより)